ボルダリング用のブラシって色々ありますが、巷で流行っている高評価なブラシがあるのをご存じですか?
pamo(パモ)?Lapis(ラピス)?
いいえ、そんなメジャーなやつではありません。
知る人ぞ知るブラシ。エビスの豚毛ハブラシです。
細かいところを磨くのに最適なサイズと、コスパのよさから、外岩クライマーに人気です。
もちろん、ジムでもかなり使えます。
今回は、このエビスの豚毛ハブラシをボルダリング用として使いまくった結果を書いていきます。
正直、コスパを含めると最強のボルダリング用ブラシと言ってもいいのではないでしょうか。
エビスの豚毛ハブラシがボルダリング用として優秀
エビスの豚毛ハブラシがなぜボルダリング用として優秀なのか?
そして、なぜ僕がこんなにもおすすめをするのか?
そのポイントは以下になります。
【おすすめポイント】
- 小さいホールドを磨きやすい
- めっちゃチョークが落とせる
- コスパがよすぎる
この3つを合わせると、最強のボルダリング用ブラシじゃないかと思います。
というか、本来ハブラシなのに歯を磨くためには一度も使ったことはありません。
歯を磨かず、ホールドばっかりを磨いています。
小さいホールドを磨きやすい
エビスの豚毛ハブラシは、その用途通り、ハブラシサイズで細かいところを磨くのに最適です。
カチやジブスを磨くのに最強と言っていいでしょう。
めっちゃチョークが落とせる
磨きやすいだけではなく、チョークの落ち具合も最強なのが、このブラシのすごいところ。
チョークがめっちゃ落とせるのもすごいですが、シューズで踏まれてラバーの黒さが付いてしまったホールドを磨くと、黒い粉がどんどん出てきます。
みるみる黒い部分がなくなり、ホールド本来の色に戻るのです。
すごい。
コスパがよすぎる
ここまでの使用感を見たら、「こんだけ磨きやすくてチョークもよく落ちるなんて、お高いハブラシなんでしょ?」とテレビショッピングばりのコメントがきそうです。
しかし、エビスの豚毛ハブラシは安いんです。
なんと、200円前後で買うことができます。
コスパよすぎでしょ…。
ハブラシなのでちょっとだけ我慢するポイントがある
メリットだらけにも見えるこのエビスの豚毛ハブラシですが、もちろんボルダリング用のブラシではないため、我慢しなければならないポイントがあります。
【がまんポイント】
- 大きいホールドを磨くのが大変
- ブラシホルダーから落ちる
このポイントが許せない人は、ボルダリング用のブラシと2本持ちをしましょう。
結局ボルダリング用のブラシも買うんかい!笑
大きいホールドを磨くのが大変
先ほどの「小さいホールドを磨きやすい」の逆で、大きいホールドは磨くのが大変です。
磨けないわけではなく、磨くのが大変なんです。
特に大きいスローパーやハリボテは時間がかかります。
素直に、pamoみたいな面積の大きいブラシを使う方がいいでしょう。
ブラシホルダーから落ちる
エビスの豚毛ハブラシは、普段使うハブラシの用に細いので、チョークバッグのブラシホルダーからよく落ちます。
バケットタイプなどでよくある、横向きにブラシを入れるやつならマシですが、腰付けチョークバッグのように縦向きにブラシを入れるタイプでは、結構な頻度で落ちます。
上手く対策を考えなければすぐに紛失してしまうので気をつけましょう。
エビスの豚毛ハブラシを外岩で使ってみると…?
エビスの豚毛ハブラシは、特に外岩でのボルダリングに向いているかもしれません。
岩場では、ジムよりも小さいホールドを使うため、細かいところまで磨けるブラシが必要です。
もちろん、岩についているチョークもめっちゃ落とすことができます。
また、外岩ではマナーとして、ブラッシングをしてチョーク跡を残さないようにしてから帰らなければなりません。
エビスの豚毛ハブラシを使えば、他のブラシと比べてもかなりキレイに落とせます。
ハブラシにしては、毛が硬めですが、岩を傷つけるようなことは今のところ確認していません。
岩を傷つけてしまっては意味がないので、その点では安心して使うことができますね。
エビスの豚毛ハブラシはどこで買えるの?
エビスの豚毛ハブラシは、ドラッグストアで買うことができます。
あまり聞いたことがないハブラシですが、普通に売っています。
ただし買う時は、「エビス株式会社 豚毛ハブラシ350(高級豚毛かため)」というやつを選んでください。
今確認できている種類の中では、これが最強です。
ちなみに、Amazonや楽天でも買うことができますが、送料を入れるとドラッグストアで買う方が安いです。
ブラシ2本持ちで弱点を補う
エビスの豚毛ハブラシは、「大きいホールドを磨くのが大変」という弱点があります。
どうしても、大きいスローパーやハリボテを磨くのが大変です。
さすがに、小さいブラシで時間をかけて丁寧に磨くのはめんどくさいので、ブラシの2本持ちをしています。
使っているのはこの2種類です。
ブラックダイヤモンド
※ブラックダイヤモンドのブラシも豚毛です。
pamo
ジムで登る時と、外岩に行く時で使い分けています。
- ジム…エビスの豚毛ハブラシ+ブラックダイヤモンド
- 外岩…エビスの豚毛ハブラシ+PAMO
これらを組み合わせることで、小さいホールドも、大きいホールドもストレスなくキレイに磨くことができます。
エビスの豚毛ハブラシをボルダリング用として使ってみて
エビスの豚毛ハブラシの魅力を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか!
小さいホールドを磨きやすくて、めっちゃチョークが落とせて、コスパがいいなんて、最高ではないですか?
ボルダリング用として使うブラシでは、最高クラスに安いので、ぜひ買って使ってみてください。
そして、コレは使えると思ったらボルダリング仲間にこのページを教えてあげてくださいね。
もし、ハブラシとしての性能を知りたい場合は、以下のホームページを参考にしてください。