ボルダリングのデメリットをぶっちゃける!【指が太くなる・肩幅が広くなる・傷が増える】

ボルダリングのデメリットってあるの?

ボルダリングについて、メリットを書いてあるところは多いですが、デメリットを正直に書いているところは少ないような気がします。

もちろん、「ボルダリングにデメリットはない」というわけではありません。

ちゃんとあります。笑

そこで今回は、意外と書かれていないボルダリングのデメリットについて書いていきます。

特に女性が気になる内容となっていますので、ボルダリングを始める際に参考にしてみてください。

目次

ボルダリングにもデメリットがある

ボルダリングのデメリットは、男性に聞くと特にないという人が多いです。

※特にないというか、気にならないってのが本音でしょう。

しかし、女性に聞くとデメリットが結構出てきます。

それは、ボルダリングを続けていると、逞しい体へと変わっていくことが考えられるからではないでしょうか。

もちろん、ゴリラみたいにごつくなるわけではなく、細めで引き締まった体になることが多いです。

ただ、手がゴツゴツしたり、ガサガサになったりもするので、それが嫌だと言う人が大多数なんですよね。

 

これは僕も嫌です。笑

そんなボルダリングのデメリットについてこの後、詳しく書いていきます。

指が太くなる

ボルダリングでは、ホールド(壁についている石のようなもの)を持つ時に、手の皮や指に負担がかかります。

指に負担をかけすぎると、このように関節の部分が太くなってきたり、第一関節がぷくっと膨れてきたりします。

ボルダリングで指が太くなる

長く続けていると、登るグレードが上がってきて、さらに指関節に負担がかかるようになります。

これにより、第二関節が太くなっていく傾向がありますので、覚悟をしておきましょう。

もちろん、手や指に関するデメリットはそれだけではありません。

手(指)の皮が硬くなる

ホールドは、少しザラザラしていて、持つ時に摩擦の力が働くようになっています。

このザラザラのせいで、手(指)の皮が擦れて削れていきます。

何回も擦れたり削れたりしていくと、手(指)の皮が硬くなったり、マメができたりします。

しっかりとケアをしないと、どんどん「ゴツゴツ」「ガサガサ」な手になっていきます。

手が乾燥する

ボルダリングをする時は、手にチョークをつけて登ります。

チョークは、手汗でホールドを持つ時に滑らないように使います。

チョークは、水分を吸収する性質がありますので、どんどん手が乾燥していきます。

ハンドクリームなどで、しっかりと保湿をしないと、すぐにカサカサな手になっていきます。

頻繁に登るようになると、ケアしてもおいつきませんので、常にカサカサな手でいることになってしまいます。

最近では、クライマーのために作られたハンドクリームもたくさん出ていますので、これを使ってケアをしていくといいです。

ネイルなど爪をおしゃれにできない

ボルダリングは、長い爪のまま登ると、ホールドや壁に当たって割れる可能性があります。

だから、基本的に爪を短く切っておかなければいけません。

ネイルでおしゃれをしたいと考えている人には大きなデメリットとなるでしょう。

シューズで足にタコができる

ボルダリングのシューズは小さめのサイズを履くため、シューズが足(指)に当たり、タコができます。

攻めた(小さい)サイズのシューズになればなるほど、タコはできやすくなります。

特に指の関節がぷくっと膨れ上がるようなタコができますので、見た目がだいぶ悪くなります。

ボルダリングで足にタコができる

また、爪も汚くなってきます。

腐ったような色になってしまうこともありますので、登る前には爪を切るなど、日頃からのケアが必要です。

 

僕は足の爪が大きいので、シューズを履いている時に圧迫されて、腐ったような色になってしまってます。

攻めた(小さい)シューズを履かなければ、タコはできにくいので、シューズ選びの際に気をつけるのもありでしょう。

フラットタイプのシューズや、履いていてラクなシューズを選ぶと、足への負担は比較的少ないです。

肩幅が広くなる

ボルダリングで肩幅が広くなる

ボルダリングをしていると、肩周りの筋肉が発達してきます。

シェイプアップを目的として、ボルダリングを始めようと考えている女性に「ボルダリングをして肩幅が広くならない?」よく聞かれます。

心配しなくても、肩幅は広くなります。笑

ゴリラみたいなごつい肩幅になることは稀ですが、ボルダリングを始める前と比べると、確実に広くなっています。

また、男女共通して肩幅が広くなることで起こるデメリットがあります。

それは…

持っている『Tシャツ』や『ジャケット』きつくなることです。

僕の場合、ボルダリングを本格的に始めて半年後くらいにはに今まで着ていた『Tシャツ』や『スーツのジャケット』がきつくなっていました。

そして、着れなくなった『Tシャツ』を弟に全部あげたのは、いい思い出です。

 

『Tシャツ』がきつくて着ることができなくなったショックよりも、肩に筋肉がついた喜びの方が勝りましたけどね。

だから、本格的にボルダリングを続けていると、もしかしたら持っている服がきつくなる可能性があります。

その時は、僕と同じように着ることができなくなったショックよりも、肩に筋肉がついた喜びを噛み締めてください。

僕は、ガチクライマーを目指していたので、肩に筋肉がついてくるのも早かったですが、趣味やシェイプアップ目的でやる場合は、そこまでごつくならないので安心してください。

傷が増える

ボルダリングで傷が増える

ボルダリングでは、思い切った一手を出した時に、ホールドに腕や足をぶつけてしまい生傷を作ってしまうことがあります。

ホールドの表面は、摩擦の力が働くように少しザラザラしているため、ぶつけてしまうと「打撲+擦り傷」となります。

打撲でできたアザは、数週間経てば治ることが多いですが、擦り傷はなかなか治りません。

僕の肘にも、数年前に作ってしまった擦り傷の跡が残っています。

ボルダリングで傷を作ることは、勲章のようにも思えますが、実際にはへたくその証です。

上手い(テクニックがある)人は、傷が少ないです。

初心者の頃から、力任せでガシガシ登らずに、テクニックを磨きながら登ることで、傷ができにくいクライミングができるようになります。

ぶつけて痛いのは嫌でしょうから、まずはテクニックを磨いていくようにしましょう。

それでも打撲や傷はしてしまいますので、長袖長ズボンで、ぶつけた時の擦り傷は軽減する方法もあります。

多少の登りづらさはありますが、なるべく傷を作りたくない人にはおすすめです。

 

夏場でもなるべく長ズボンで登るようにしています。上は暑いのでさすがにTシャツです。

ボルダリングは意外とお金がかかる

ボルダリングお支払い

ボルダリングは、用意する道具は少ないものの、ジムの利用料で意外とお金がかかります。

月額で登り放題となる、月会員というものもありますが、ボルダリングを始めてすぐに月会員になる人はあまりいません。

ほとんどの人は、ビジター利用をすると思います。

ビジター利用だと、1回あたり「1,500円~2,000円」かかりますので、コスパが悪いのです。

これに、シューズやチョークのレンタル代がかかります。

  • 月パス:8,000円~1万円
  • ビジター:1,500円~2,000円

月に5回行くと月会員の方がお得になりますので、ボルダリングを本格的に続けていくのなら迷わず月会員になりましょう。

毎回、1,500円~2,000円かかると、行きたいけど金銭面を考えていかない日がでてきます。

月会員になると、定額で登り放題なので隙間時間にちょっと行くことだってできます。

次の日ひどい筋肉痛になる

ボルダリングは、思った以上に筋肉を使いますので、始めたての頃は毎回ひどい筋肉痛になります。

主に、前腕が筋肉痛になりますが、肩や腹筋も筋肉痛になります。

筋肉痛になると、力が入りにくかったり、動きが鈍くなったりしますので、仕事に支障が出る人は注意が必要です。

以下の職業の人は次の日の仕事に支障が出て大変だったとよく聞きます。

  • 看護師
  • 介護職
  • 美容師

これ以外にも、力仕事の人は、休みの前の日に行くことをおすすめします。

僕は、ボルダリングを始めた当初は力仕事をしていたので、筋肉痛で明らかに仕事に支障が出ていました。

結構つらかったので、なるべく仕事に支障が出ないように、ボルダリング後に体のケアをしておくことが大切です。

  • ストレッチをする
  • プロテインでたんぱく質を補給(筋肉の回復を助けるため)
  • お風呂にゆっくり使って疲労回復

などをすると、ちょっとはマシになりますので、試してみてください。

 

ボルダリング後のストレッチは、一番手軽にできるので忘れずにしておきましょう。

熱いものを持つのがつらくなる

ボルダリングをしていると、だんだん指皮が薄くなってきて、熱いものを持つのがつらくなります。

指皮が薄くなっているので、熱さが伝わりやすくなってるんです。

熱いお茶が入った湯呑や、ラーメン鉢を持つとかなりつらいです

僕も、仕事でお客さんが来た時にお茶出しをすることがありますが、熱すぎて焦りながら湯呑を持っています。笑

壁や岩を見ると登りたい衝動にかられる

ボルダリングにドハマりすると、壁を見ると登りたい衝動にかられるようになります。

壁に突起があると、とりあえず触って持てるかどうか確かめてしまうことでしょう。

私生活でも、常に登ることを意識してしまいます。

ディズニーシーに行ったクライマーは、そこら中にある大きな岩や崖などを見てオブザベを始めてしまうらしいです。

完全に、登っていないと気持ち悪いという感情が生まれてますよね。笑

常に登りを意識してしまうというのは、気持ち悪い人だと思われる点でデメリットと言えるでしょう。

ボルダリングはデメリットをもあるけど楽しい

ボルダリングのデメリットを紹介してきました。

でも、やっぱり

デメリットが気にならないほどボルダリングは楽しい!

です。

始めてみると、「楽しさ>デメリット」となります。

運動不足の解消や、ストレスの発散にもなるボルダリングをぜひ始めてみてください。

結局最後は、ボルダリングをおすすする内容となってしまいましたね。笑

ボルダリングのデメリット

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