子どもをボルダリングに連れていってあげたい。
両親とも未経験だけど連れていって大丈夫?
連れていく時に注意することはあるの?
このページでは、ボルダリングに子どもを連れていく時に注意したいことを説明しています。
ボルダリング未経験のお父さんお母さんは
- 行く前に調べた方がいいこと
- 当日なにに注意すればいいか
が気になると思います。
知っておいた方がいいことはたくさんあるので、チェックしておいてください。
また、ボルダリングは、一歩間違うと大怪我につながってしまうスポーツです。
もちろん、ちゃんとルールを守れば安心して楽しめます。
ボルダリングについての情報を知るだけではなく、どんなところに危険が潜んでいるかも同時に知っておきましょう。
まだまだ情報の少ないボルダリングなので、このページを見て不安をなくしてから行くようにしてくださいね。
子どもをボルダリングに連れていく前に確認しておくこと
子どもをボルダリングに連れていこうとなったら、まず確認しておいてほしいことがあります。
近くのボルダリングジムのホームぺージで確認ができますので、行く前に見ておいてください。
行く予定のボルダリングジムは何歳から登れるか
ボルダリングジムには、それぞれ対象年齢が設定されており、「何歳でもOK」なところもあれば、「小学生から」というようなところもあります。
ジムによって対象年齢は様々なので、必ず確認をしておきましょう。
子ども専用のスペースがあるところは対象年齢が低く、大人と子どもが同じスペースで登らなければならないところは対象年齢が高めです。
例えば、関西にあるクライミングジム『boruta(ボルタ)』は、↓の画像のように、未就学児専用の壁があるので、年齢制限がありません。
小さい子どもでも楽しむことができる環境があるってのは素晴らしいですね。
対象年齢は、子どもの安全のために設定されていますので、行く前にホームページや店舗に直接問合せをして確認しておきましょう。
子ども用のレンタルシューズはあるか
ジムによっては、子ども用のレンタルシューズが十分に置いてない場合があります。
また、そもそも子ども用のレンタルシューズは用意しておらず、上靴を持ってくるように言われるジムもあります。
特に未就学児の場合は、レンタルシューズがないことが多くありますので、必ず行く前に確認をしておいてください。
※初めて行くのにボルダリング用のシューズを買う必要はありません。幼稚園や学校で使うような上靴でOKです。
ジムの利用料金はいくらか
ボルダリングに行く前にどれくらいの料金がかかるか調べておきましょう。
ボルダリングジムにかかる料金の相場(大人の場合)は以下になります。
- 初回登録料:1,000円~2,000円
- ジム利用料:1,500円~2,000円
※子ども料金あり - レンタル代:300円~500円
初めての場合、初回登録料などがかかりますので、子ども「3,000円」、大人「4,500円」くらいかかります。
行った時に、思ったより高いとならないためにも、あらかじめジムのホームページで確認をしておきましょう。
体験プランの予約をするとお得
アソビュー!や、じゃらん【遊び・体験予約】を経由して体験プランを予約すると、一般で行くよりもお得になる場合があります。
ファミリープランが用意されているジムもありますので、一度近くのジムを検索してみてください。
ボルダリングジムのルールとマナーを知っておこう
ボルダリングジムに行った時にも説明を受けますが、あらかじめ知っておくとスムーズに始めることができます。
子どもの安全を守るためにも重要なことを書いていきますので、チェックしておいてください。
ボルダリングとは?
ボルダリングは、クライミングの1種で、3~5mくらいの壁を安全装置(ロープやハーネスなど)なしで登るスポーツのことをいいます。
ルールは簡単で、決められた課題(ルート)のスタートのホールドからゴールのホールドまで登りきるだけ。
課題には、それぞれテープが貼ってあり、テープの色や形、数字などで、その課題で使っていいホールドを判別します。
課題を登る時には、同じテープのホールドだけ使ってよくて、どのホールドを使うか、どの手順で登るかは自由です。
詳しいルールは、ボルダリングのルールを知ろう【簡単なのですぐに覚えられます】で書いてますので、後でチェックしておいてください。
※最後にこのページで登場した参考ページをまとめておきますね。
登る時以外は壁に近づかない
ボルダリングは、壁についているホールドを使って、高いところへ登っていくスポーツです。
登る時以外は壁に近づかないようにしましょう。
課題をクリアしたら、安全を確認しながら降りてくることができますが、難しい課題の場合、不意に落ちてしまったり、ギリギリクリアできた場合には、クリア後に力尽きて飛び降りてしまうかもしれません。
そのような人が、子どもの上に降ってきたらどうなりますか?
…
間違いなく大怪我をするでしょう。
もちろん、降ってきた方の人も上手く受け身がとることができないため、大怪我をする恐れがあります。
だから、必ず登る時以外は壁に近づかないようにしてください。
また、子どもはフカフカのマットでテンションが上がって、走り回ったりもします。
登らない時は、十分に壁から離れて待機をするようにしましょう。
登っている時に自分の下に走り回っている子どもが来たらめちゃくちゃドキドキします。タイミングが悪く落ちてしまったら大怪我をさせてしまいますからね。
基本的に1つの壁に登るのは1人
ボルダリングは、1つの壁に様々な課題が設定されています。
スタートの位置が離れていても、途中で交差したり、ゴールが同じホールドになっていることもあります。
必ず、スタート前にルートを確認して、他の人とかぶらないようにしましょう。
もちろん、先にスタートしている人が優先です。
先に登っている人がいたら、その人が終わるまで待ちましょう。
基本的に1つの壁に登るのは1人と覚えておけば大丈夫ですね。
途中で交差しそうになったらどちらかが降りなければなりません。気づけばいいのですが、そのままぶつかってしまう場合もあります。
連続で登らない
ボルダリングジムには大勢の人がいますので、順番を守って登るようにしましょう。
順番を守るなんて当たり前でしょ。
と思われるかもしれませんが、ボルダリングジムには、順番待ちをするエリアとかはなく、それぞれが壁の前で待機をしています。
誰が待っているかがわかりづらいので、1回登ったら壁から離れるようにしましょう。
壁から離れて、誰もその壁に近づかない時は、もう1度登ってOKです。
もちろん、明らかにその壁に自分たちしかいないって場合は、連続で登っちゃってOKです。
高いところから飛び降りない
ボルダリングの課題をクリアしたら、飛び降りず、少しホールドを使いながら降りてくるようにしましょう。
高いところでは、壁の高さは5~6mくらいにもなります。
足首や、膝、腰に大きな負担がかかりますので、必ず少し降りてくるようにしましょう。
着地で怪我をしたという話もよく聞きます。
ボルダリングは親子で楽しめるスポーツ
ボルダリングは、家族で同じように楽しめるスポーツです。
できれば、お父さんお母さんも一緒にやってみましょう
ちなみに大人だから有利だというわけでもありません。
お父さんお母さんより、子どもの方が登れてしまうことだってあります。
そして、みんなが楽しいと思えば家族でできる遊びになるかもです。
また、子どもをボルダリングに連れて行ったのがキッカケで、お父さんお母さんがボルダリングにハマってしまうパターンも結構あります。
運動不足の解消やストレスの発散にもなりますので、ぜひ1度チャレンジしてみてください。
運動不足を解消したいって思ったお父さんお母さんは、ボルダリングは運動不足解消に向いている!【理由とメリットを紹介】をチェックしてみてください。
ボルダリングに子どもを連れていく時に注意したいことまとめ
ボルダリングに子どもを連れていく時に注意したいことを書いてきました。
ボルダリングに行く前には、↓を確認しておきましょう。
- 行く予定のボルダリングジムは何歳から登れるか
⇒対象年齢があるため - レンタルシューズはあるか
⇒サイズがなかったり、上履き持参をお願いしているジムがあるため - ジムの利用料金はいくらか
⇒思ったよりも料金が高いとならないために
これは、各ボルダリングジムのホームページで確認してくださいね。
また、ボルダリングジムに到着していよいよ登り始めるとなったら、↓のことに注意をしてください。
- 登る時以外は壁に近づかない
⇒人が降ってきたら危険!安全のために - 1つの壁に登るのは1人
⇒壁には様々な課題があるため交差しないように - 連続で登らない
⇒順番を待っている人がいるかもしれないから - 高いところから飛び降りない
⇒着地で怪我をすることも多いので少し降りてきましょう
ボルダリングジムは、一歩間違うと大怪我をしてしまう場です。
特に「登る時以外は壁に近づかない」は守るようにしてください。
小さいお子さんは、楽しくてマットの上に乗ったり、壁の近くを走り回ったりします。
登り終わった人や、課題の途中で落ちてしまった人が降ってくる可能性があるので、要注意です。
ボルダリングは、親子で楽しめるスポーツなので、ぜひお父さんお母さんも一緒にチャレンジしてみてくださいね。