早くボルダリング上手くなりたいぞー!どうやったら脱初心者できる?
ボルダリングは、上手くなればなるほど楽しいことが増えていきます。
ここでは、ボルダリングを始めて、約半年で「オンサイトグレード3級」まで上げることができた僕が、早く脱初心者をしたいと考えている人向けにコツとアドバイスを紹介しています。
「脱初心者=3級完登」として、話を進めていきますので参考にしてください。
男は、脱初心者したら女の子にモテるぞ!
知らんけど。笑
ボルダリングで脱初心者するためのコツ
いきなりまとめますが、ボルダリング脱初心者をするためには、以下のことを意識するといいでしょう。
- 登る頻度と時間を増やす
- 上手い人の登り方をマネする
- 周りとコミュニケーションをとる
- 挑戦し続ける(登れなくて悔しいという感情を持つ)
これは、めちゃくちゃ大事です。
僕が、早く脱初心者できたのは、これができていたからです。(意識していたわけではありませんが。)
なぜ、これが重要なのか?
1つ1つ解説をしていきます。
登る頻度と時間を増やす
ボルダリングは、登れば登るほど上手くなっていきます。
筋肉もついてきますし、ボルダリングに必要なバランス感覚も身につきます。
また、ムーブの引き出しも増えてきて、登るコツもわかってきます。
なるべく、たくさんの時間をボルダリングに費やすことで成長のスピードは上がります。
しかし、登りすぎると体への負担も大きく、怪我の恐れがあります。どれくらいの頻度と時間がいいのでしょうか?
3時間を週3回登ってみよう
ボルダリングを始めてすぐに高頻度、長時間で登ると怪我をするリスクが高くなります。
まずは、3時間を週3回登ってみましょう。
平日2回、土日のどちらかをボルダリングの時間にするといいですよ。
3時間を週3回していると、早い人だと2、3ヶ月で4級を登ることができます。
慣れてきたら、もう少し時間を延ばしたり、頻度を上げてもOKです。
月会員になろう
脱初心者を目指すなら、登る頻度を増やさないといけません。
そのためには、月会員になった方がメリットがあります。
月会員になると、定額で通い放題になります。
コスト的にもメリットが大きいので、本格的にボルダリングをやりたいと思ったら、月会員になりましょう。
上手い人の登り方をマネする
ボルダリング上達の秘訣は、上手い人の登り方をマネすることです。
自分が「この人キレイな登り方してるな」とか、「この人のような登り方をしたい」と思う人のマネをしてみましょう。
話しかけて、お手本を見せてもらえれば最高ですが、それが難しい場合は、自分の挑戦しているグレードを上手い人がアップで登っているところを見て勉強しましょう。
自分が登れる課題を、上手い人がアップで登っているところを見て、そのあと同じように登ってみる。
ボルダリングは、今まで登れなかった課題がムーブを変えるだけで登れたりもします。上手い人のムーブを見て、盗みましょう。
周りとコミュニケーションをとる
ボルダリングは上手い人からアドバイスをもらうことができると、成長のスピードが一気に上がります。
色々な人と話せるようになると、テクニックを教えてもらえたり、練習方法を教えてもらったりもできます。
また、自分の登り方を見てもらって改善点を教えてもらうこともできます。
解説サイトや、YouTubeで勉強をすることもできますが、実際に登っているところを見てもらってアドバイスをしてもらう方が効果的です。
また、その場でお手本を見せてもらえるのも大きなメリットとなります。
周りとコミュニケーションをとって、色々な人と話せるようになっていきましょう。
挑戦し続ける(登れなくて悔しいという感情を持つ)
どんなスポーツでも挑戦し続けることと悔しい感情を持つことは大事です。
もちろん、ボルダリングでも同じです。
課題を登ることができなかった時に悔しいという感情を持って、何度も挑戦し続けることが成長に繋がります。
「課題を登れない」⇒「諦めて他の課題をやりに行く」では、成長のスピードも遅くなります。
どうやったら登れるかを考えて、何度も挑戦し続けることが大事です。
その日は完登できなくても、何度も挑戦していると、持てなかったホールドが持てるようになったり、難しいバランスのコツを掴むこともできてきます。
最速で脱初心者を目指すなら、落ちても落ちても挑戦し続けるという気持ちを持ちましょう。
もちろん、そればっかりやっていたら楽しくないので、ほどよく気分転換で他の課題をやったり、仲間とセッションもしましょう。
ムーブ・テクニックを身につける
ボルダリングでは、基本的なムーブやテクニックを身につけない限り、脱初心者できたとは言えません。
初心者のうちに身につけておきたいテクニックは色々ありますが、以下の3つは必ず練習しておいてください。
- カウンター(ダイアゴナル)
- キョン(ドロップニー)
- ヒールフック
早く上達するには、ムーブやテクニックを意識しながら丁寧に登る練習をするといいですよ。
逆に、ちょっと難しいムーブが必要とされる課題で、ランジに逃げる人はいつまで経っても初心者レベルのテクニックしか身につきません。
初級者の課題は、ランジをして飛びつけばクリアできます。
また、身長が高かったり、ちょっと人よりパワーがあるとテクニックなしでも、クリアできます。
目標がクリアならそれでもいいですが、その先を目指すのであれば、初心者のうちからムーブやテクニックを意識して登ってみてください。
テクニックが身についてないと、あとから苦労します。
グレードが上がるにつれて、保持力はもちろん必要ですが、繊細な足使いやテクニックが必要となります。
「強い+上手い」の両方が備わってこそ、グレードが上がるのです。
日本代表のクライマーは、全員テクニックも半端ないです。
雑な登り方をしている人なんていないですよね。
「カウンター(ダイアゴナル)」「キョン(ドロップニー)」「ヒールフック」がどんな動きをするのかわからない人は、以下にYouTubeのリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。
カウンター(ダイアゴナル)
キョン(ドロップニー)
ヒールフック
最速で脱初心者を目指すためのおすすめトレーニング
ボルダリングで脱初心者を目指すためのおすすめトレーニングを紹介します。
それは、
サーキットトレーニングです。
実際に僕もやっていた方法で、このサーキットトレーニングのおかげでグレードがどんどん上がっていきました。
では、サーキットトレーニングとはなにか?
最高グレードよりも、1つか2つ落としたグレードの課題をレストなしに登り続けるトレーニングです。
ただし、やるのは疲れて最高グレードを登るのが辛くなってきてからです。
- 最高グレードより1つか2つグレードを落とす
(4級まで登れる人は、5級か6級でトレーニング) - レストなしでジムにある課題を登る
(完登したらすぐに次の課題へ) - ジムにある全課題を登る
(4級までの登れる人は、5級か6級の全課題をレストなしで登っていく。)
サーキットトレーニングをすると、疲れていない時には普通に登れる課題が辛くなります。
ということは、完登するためには、いかにラクなムーブで登れるかが重要ですよね。
持久力が試されるので、なるべく力を使わないムーブを選び、省エネで登っていくようにしましょう。
1つ落としたグレードだと、ほとんどの課題を登れない可能性があるので、まずは2つ落としたグレードでやってみてください。
2つ落としたグレードで疲れた状態で全課題完登できたら、次は1つ落としたグレードで挑戦してみてください。
サーキットトレーニングをやっていると、持久力がつくのはもちろんですが、テクニックも身につきます。
登りながらラクなバランスを見つけるコツを掴むことができますので、かなりおすすめですよ!
ボルダリングで成長が遅い人の特徴
ここからは、逆にボルダリングで成長が遅い人の特徴を書いていきます。
以下で紹介する人は、成長が遅くなる傾向があります。
- 登る頻度と時間が少ない
- 周りとコミュニケーションをとらない
- すぐあきらめる
- 初心者に教えてばっかりいる人
ボルダリングをしていて、ある程度強くなれた人は、かなり共感できると思います。
あるある的な感じなので、最速で脱初心者を目指すなら少し気をつけておきましょう。
登る頻度と時間が少ない
登る頻度と時間が少ない人は、成長が遅いです。
説明しなくてもわかるレベルに当たり前ですね。
めっちゃ大雑把な目安ですが、登る頻度と成長速度の関係はこんな感じです。
- 月1回:現状維持
- 週1~2回:ちょっとずつ成長
- 週3回以上:めっちゃ成長
早く成長したいなら、3時間を週3回くらいは登った方がいいでしょう。
周りとコミュニケーションをとらない
ボルダリングは上手い人からアドバイスをもらうことができると、成長のスピードが一気に上がります。なるべく、色々な人と仲良くなった方が得です。
イヤホンをつけて、コミュニケーションを遮断している人がいますが、確実に上手くなるスピードは遅くなります。
初心者で多い傾向にありますが、イヤホンをしていると話しかけてもらうこともできません。
早く脱初心者を目指すなら、周りとコミュニケーションをとって、色々とアドバイスをもらうことをおすすめします。
すぐあきらめる
最高グレードに挑戦して、登れなかったらすぐにあきらめる人は成長が遅いです。
また、自分の登れるグレードの課題ばっかり登って、上のグレードに挑戦しない人も成長が遅いです。
成長するためには、上のグレードを登れるまであきらめずに挑戦することが大事です。
登れるグレードの課題を登っている方が、気持ちいいし、周りの人にすごいと言われるかもしれませんが、上のグレードに何度も挑戦して登れた時の方が達成感のあって気持ちがいいです。
この感覚を知ると、さらに上を目指して挑戦するようになります。
めっちゃ体育会系な感じにはなりますが、落ちてもあきらめずに挑戦し続けましょう。
初心者に教えてばっかりいる人
ボルダリングを上手くなりたいと思っているのに、なかなか成長しない人は、「初心者に教えてばっかりいる」可能性が高いです。
自分の最高グレードの課題を登らずに、初心者の前で教えたり、お手本を見せてばっかりいます。
初心者と一緒に登っていると
- すごい!
- 人間の動きじゃない!
- なんでそれ持てるんですか?
などと、憧れののまなざしで見られます。
これが気持ちよくて、初心者の人に自分からどんどん寄って行くのです。
しかし、こればっかりしていると、自分の成長の邪魔になります。
自分の成長が遅くなるだけではなく、教えていた初心者にグレードを抜かれてしまう可能性もあります。
脱初心者でさらにボルダリングが楽しくなる!
ボルダリングで脱初心者するためのコツとアドバイスを書いてきました。
自分の経験をもとに書いていますので、リアルで参考になるのではないかと思います。
脱初心者するためには、
- 登る頻度と時間を増やす
- 上手い人の登り方をマネする
- 周りとコミュニケーションをとる
- 挑戦し続ける(登れなくて悔しいという感情を持つ)
が大切です。
また、ムーブやテクニックを身につけると、さらに成長は加速します。登るための持久力や、保持力、ムーブやテクニックを磨くためには、サーキットトレーニングをしてみてください。
逆に、このような人は成長が遅くなります。
- 登る頻度と時間が少ない
- 周りとコミュニケーションをとらない
- すぐあきらめる
- 初心者に教えてばっかりいる人
ボルダリングを趣味でなんとなく楽しむだけという人ならこれでOKですが、脱初心者したいとか、上手くなって高グレードを登れるようになりたいという人は気をつけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ボルダリングは、3級くらいまでグレードが上がるとさらに楽しくなりますので、頑張って上手くなりましょう。
僕も3級を登れたくらいからさらに楽しくなってきましたよ。