最近よく聞くボルダリングって何?どんなスポーツなの?
ボルダリングは、最近、社会人の間で人気急増のスポーツです。
多くの社会人が、仕事終わりや休日にボルダリングを楽しんでいます。
では、そのボルダリングとはどんなスポーツなのでしょうか?
この記事では、社会人が続々とハマっているボルダリングについて、「どんなスポーツか?」また、「その人気急増の理由や魅力」を詳しく解説しています。
ボルダリングって何か知りたい方や、趣味を見つけたい社会人の方にめっちゃオススメですよ!
ボルダリングとは?
ボルダリングは、クライミングの1種で、3~5mくらいの壁を安全装置(ロープやハーネスなど)なしで登るスポーツのことをいいます。
ジムの壁を登る場合でも、自然の岩を登る場合でも、ボルダリングと呼びます。
ボルダリングとクライミングは何が違うの?
クライミングとは「登ること」を意味し、岩の壁を登るロッククライミングや氷の壁を登るアイスクライミングなどに分けられます。
みんなが思う浮かべるのは、ロッククライミングだと思いますが、ロッククライミングの中にもフリークライミングやルートクライミングなど、数種類に分かれます。
その数種類の中の1種目がボルダリングなのです。
今回、紹介をしていくのが赤丸が付いている「人口壁」での「ボルダリング」です。
いきなり自然の岩から始める人はまずいないので、人口壁のボルダリングから知っていきましょう。
ボルダリングの語源
ボルダリングの語源は、ボルダー(Boulder)という言葉からきていると言われています。
ボルダーは日本語で言うと、巨礫(きょれき)となります。
ちょうどこんな感じの岩ですね。
巨礫(きょれき)とは、直径(礫径)256mm以上の礫であり、地質学などにおいて、堆積物や堆積岩の構成岩石を、大きさで分類したときの最も大きなものを意味します。
このボルダー(Boulder)という言葉が派生して、ボルダリング(Bouldering)になったと言われています。
ボルダリングを間違って覚えている人がいる!?
「ボルタリング」と覚えている人がいますが間違いです。
正確には「ボルダリング」です。
細かいかもしれませんが濁点が付きます。
インスタなどでハッシュタグを付けて投稿する時は「#ボルダリング」なので間違わないようにしましょう。
実は…、結構歴が長い人でも間違ってたりします。
ボルダリングは頭を使う頭脳スポーツでもある
ボルダリングは、壁に付いている人工的な岩(ホールド)を使って、設定された課題(ルート)を登っていくスポーツです。
マッチョな人がゴリゴリと登っていくイメージをしますが、実は頭も使う頭脳スポーツでもあります。
力だけではなく、重心の位置や、バランス、身体の使い方が重要になってきますので、力任せでは登れないことだってありますよ。
ボルダリングはルールが簡単でわかりやすい
ボルダリングのルールは、決められた課題(ルート)のスタートのホールドからゴールのホールドまで登りきること!
課題には、それぞれテープが貼ってあり、テープの色や形、数字などで、その課題で使っていいホールドを判別します。
課題を登る時には、同じテープのホールドだけ使ってよくて、どのホールドを使うか、どの手順で登るかは自由です。
- スタートホールドからゴールホールドまで落ちずに登る
- 決められたホールドのみを使って登る(テープで判別)
ルールはたったこれだけ!
ルールが簡単なので、気軽に始められます。
ボルダリングの詳しいルールについては、ボルダリングのルールを知ろう【簡単なのですぐに覚えられます】 を参考にしてください。
ボルダリングにハマる人が急増!その理由と魅力とは?
東京オリンピックの正式種目にスポーツクライミングが採用されてから徐々にクライミング人気が高くなり、最近ではボルダリングにハマる人が急増しています。
特に多くの社会人が趣味として始めています。
では、人気の理由とボルダリングの魅力はどんなところにあるのでしょうか?
登れた時の達成感がやばい!
ボルダリングの最大の魅力は、登れた時の達成感にあります。
課題を登り切った時の達成感が半端ないです。
何度もチャレンジして登れなかった課題を登りきれた時の達成感を味わうために、ボルダリングをしていると言っても過言ではありません。
登れた時の達成感は中毒性がありますので、一度体験したら病みつきになりますよ!
仕事後に通いやすい
ボルダリングができる施設は、22時~23時くらいまで開いていることが多く、仕事後でも十分通うことができます。
また、街中やオフィス街にあることから仕事終わりにパッといけます。
仕事終わりに通う人が多いので、18時過ぎたあたりから賑わいを見せます。
必要な道具も少ないので、仕事用のカバンに道具を忍ばせて出勤している社会人も多いのです。
楽しく運動不足を解消できる
ボルダリングは、全身を使う運動なので運動不足の解消に向いています。
しかも、めちゃくちゃ楽しいです。
1人で黙々とランニングをしたり、トレーニングジムに通うのが苦手だという人でも、ボルダリングは続いたという声も多いです。
それは、ボルダリングジムで友達もできやすく、みんなでワイワイ身体を動かすことができるからです。
という僕も、ランニングやトレーニングジムは続かなかったですが、ボルダリングだけはずっと続けることができています。
ボルダリングには、シェイプアップ効果もありますので女性にもオススメです。
ボルダリングはどこでできるの?
ボルダリングは、専用のジムでできます。
ボルダリング専用のジムを、「ボルダリングジム」または「クライミングジム」と呼びます。
最近では、街中やオフィス街にも多くのジムができていますので探してみてください。
家の近くにボルダリングジムがあればラッキー!ぜひ一度行ってみてください。
ボルダリングに初めていく時は【ボルダリングに初めて行く時に知っておきたいこと】を参考にしてみてください。
初めていく時には体験コースを予約をすると、丁寧にレクチャーしてもらえるのでオススメです。
体験コースの予約は「アソビュー」や「じゃらん」経由でもできます。
通常より安い場合もありますから、近くのボルダリングジムがあるか確認しておきましょう。
ボルダリングに必要な持ち物はコレ!
ボルダリングをするところがわかったところで、必要な持ち物について簡単に紹介します。
基本的には、
- 動きやすい服装
- ジムの利用料
これだけで大丈夫です。
動きやすい服装
ボルダリングでは、高いところに手を上げたり、足を開いたりと全身を使った動きをすることがほとんどです。
なるべく動きやすい服装を持っていくことをオススメします。
例えば、
- Tシャツ+ジャージ
- Tシャツ+ハーフパンツ
とかでOKです。
逆に、
- 硬いジーパン
- (女性の場合)スカート、ショートパンツ
は適しませんのでやめておきましょう。
また、ボルダリングではチョーク(手汗を防ぐ白い粉)を使いますのでそれが付いて服が白く汚れます。
汚れてもいい服を持っていくようにしましょう。
レンタルシューズをする場合には、靴下の着用が厳守となっています。
レンタルをする場合、靴下は必ず持参しましょう。
ジムの利用料
ボルダリングジムの利用料は、だいたい2,000円前後です。
ただし、初めての場合は「初回登録料」が1,000円~1,500円くらいかかります。
これにプラスして、レンタル代が300円~500円くらいかかります。
- 初めての場合:5,000円(初回登録料+利用料+レンタル代)
- 2回目以降:2,500円(利用料+レンタル代)
少しお高いですよね…。
もし、頻繁に通うようになるのであれば、マイシューズを買って、月会員(月パス)になりましょう。
月会員(月パス)になると、定額で登り放題になるので一気にコスパがよくなります。
ボルダリングの楽しさを知ろう!
ボルダリングは、登れた時の達成感が半端なく、仕事終わりでも気軽に通うことができます。
ボルダリングジムで友達ができたりもします。
また、僕の友達にはボルダリングジムで知り合って、結婚したカップルも数組います。
と、まだまだここだけでは語り切れないほどの魅力がありますが、今回はこのへんで。
ぜひみなさんも、一度やってみてボルダリングの楽しさを知ってください!